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既存の家の思い出を残す

既存の家で使用していた

思い入れのある「障子や欄間」を新しい家に活かせないか

とよくご相談があります。

(※欄間・・・採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設ける部材)

 

今回は実際既存のものを再利用したケースを紹介します

 

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小平市のT邸では和室と洋間の間に、既存欄間を再利用しました

「松と鷹」のダイナミックな作品です

お施主様の思い入れの強い欄間のため

LDからも見える位置に計画いたしました


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立川市のK邸は、築100年の家で使用された「建具と障子」の再々利用のケースです

既存住宅は小河内村(おごうちむら:現在の奥多摩町にあった村)

の旅館を移築して、住宅として利用していました

築100年になる旅館の建具は、高さが現在の標準サイズの2mより低いですが

その建具に合わせて枠を作成いたしました

障子は旅館の屋号である「鶴」のデザインが施されています

壁に額縁を飾るように取り付けました

 

このように、大切な思い出を次の新築の住宅に活かすため、
お客様と供に、打合せを重ね決定しています
私も自分の家を建てる際には、今住んでいる家の一部でも

再利用できたらと思います

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