

ウェルダンの床暖房でいつもポカポカ
蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は、エアコンなどの空気暖房と異なる「輻射暖房」です。「輻射」とは熱の伝わり方の1つで、固体そのものから遠赤外線などの熱エネルギーを直接放射することで、熱の伝達に空気は介しません。遠赤外線が人間の体内まで浸透し、血行を促進すると言われており、体の芯から暖かくなります。床暖房は足元から暖かいため、エアコン暖房ほど室温を高くする必要はありません。エアコン暖房は室内の高い位置に設置し、下に向かって温風を吹き出します。どうしても空気暖房方式では暖かい空気が上昇しようとし、足元までを暖めようとすると上半身から頭部にかけて不快な暖かさとなってしまいます。その点床暖房は足元から暖かいので室温がエアコン暖房よりも3〜4℃低くても快適です。さらに、温水床暖房は空気を吹き出さない輻射暖房ですから、寒さを感じる「気流」が発生せず体感温度はさらに上がります。

極寒の地、スウェーデンでもここ10〜20年ほどの間に温水床暖房が急速に普及しています。新築の住宅のほとんどに蓄熱式温水床暖房が床全面に施工されるようになってきました。かつては家の中でも靴を履いている家庭が多かったのですが、床暖房の普及と共に靴を玄関で脱ぐ家庭が増えています。また温水式のパネルヒーターも昔から使用しており、足元から輻射熱によって暖めています。

蓄熱式温水床暖房なので真冬でも朝2時間、夕方2時間の運転のみで24時間1日中ポカポカと暖かさが持続します。そのため、ランニングコスト(暖房費)が大変少なく済みます。また、基本的には1階のみ蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」を設置すれば、2階には床暖房も他の暖房設備も使用する必要はありません。年間の暖房費は驚くほど安く、メンテナンスの費用も5年に1回程度の循環液の交換のみです。また、床暖房の熱源として灯油やガスといった従来のエネルギーに加え、地中熱を利用することも可能。蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は、家計にも地球にも優しい床暖房です。

床暖房の熱源は、「地熱+温水」です。「地熱」については、土間床工法の採用により地面の温度を利用することができます。また「温水」については大きく2つの方式から選択をします。
1. 灯油やガス(都市ガス、プロパン)の給湯器(ボイラー)を使用する
2. 採熱用地中井からの「地中熱」を利用したヒートポンプを使用する
→エコロジーの面からもおすすめです。
[地中熱ヒートポンプとは]

2階に高齢者室がある場合や、2階にLDKがある場合などで、例外的に2階にも温水式床暖房を設置することもできます。2階全面に施工する場合は蓄熱モルタルを使用する場合と、部分的にパネル式床暖房を設置する場合、温水パネルヒーターを設置する場合とがあり、建主様のお住まい方に合せご提案します。

エアコン暖房に比べて室温が低くても暖かい蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は、相対的に湿度を高く保つことができますので冬の過乾燥の防止に効果があります。

北欧など寒さの厳しい国では、暖房にエアコンを使用することはありません。日本でも東北・北海道など寒冷地では、エアコンはあくまでもクーラー(冷房)であって暖房とはあまり考えていません。エアコンは外気から採熱をする装置なのですが、外気が7℃を下回ると急激に熱効率(COP)が低下してしまうからです。つまり寒い冬には大変効率が悪くなってしまう装置なのです。人の体感温度に影響のある要素のうち「気流」について、空気が移動すると体感温度が下がってしまうということを聞いたことがありませんか? エアコンが「暖かい空気」を吹き出しても、吹き出す風により体感温度が下がってしまうため、室温を高くしなければ暖かく感じません。室内が高温になると相対湿度が下がり、乾燥してしまう…。エアコンは暖房としては失格かもしれません。

床暖房専用コントローラーで入り・切りの時間をセットするだけ。セットも時・分を入れるだけですので、真冬は朝2時間・夕方2時間程度、初冬や春先は1日で合計1〜2時間、といったようにあらかじめセットしておけます。セット時間は10分単位でできますので、お住まいの人数やご年齢、間取り、立地条件、季節に合わせ最適温度をきめこまやかに調整できます。また断熱性が高いウェルダンの輸入住宅では、日々の気温変化の影響はあまり受けませんので短い日数ごとに運転時間を変えるような必要はなく、秋口〜初冬、真冬、春先といった長い季節の大きな移り変わりに合せて設定すれば充分。また、手動ボタンもありますので必要によりタイマー運転と併せて使用できるので便利です。例えば春先なら基本のタイマーは夕方1時間のみで、数日単位でたまに手動運転を加えことによって蓄熱量をコントロールする、といった運転も簡単にできます。
床暖房のコントローラー

蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」の温水配管は高分子樹脂製で、耐久年数も半永久です。また温水配管に使用している不凍液も5年に一度程度の交換のみで済み、その費用も1系統当たりの交換費用は8000円程度(住宅規模によりますが1棟2〜4系統程度)とローコストの床暖房です。

蓄熱式の温水床暖房「ウェルダン」は、土間モルタルに直接床仕上げをするため、均一に仕上げることが大変難しく、特殊技能をもった職人が必要なため大量生産には向きません。仮に床に不陸があったとすると、素足で歩く家のため気になってしまいますし、テーブルや椅子がガタガタとし安定しない床になってしまいます。私たちウェルダンは特殊技能をもった職人を固定化し直接施工を行いますので、この方式を採用することができるのです。
※蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は当社の特許工法(特許第1217665号)です。
温水配管施工風景
高い技術が必要なモルタル打設
施工完了!

「住宅の新省エネルギー基準と指針」(建設省住宅局監修、平成4年発行)
土間床工法は基礎断熱の一種です。床下全面を土で埋め尽くし、その上をコンクリートで仕上げる工法で、床下の断熱と防湿を兼ね備えた優れた基礎工法で、寒冷地では古くから行われています。平成4年発行の建設省住宅局(当時)監修の「住宅の新省エネルギー基準と指針」にて土間床工法が取り上げられ広く認知されることとなりました。

床下の空間が存在しない土間床工法は床下からの湿気を完全に遮断することができます。また床下に根太や大引きなどの木材がないので、床下が腐る心配もなく、空気層もないので床下を換気する必要もありません。また湿気を遮断することができるので基礎を高くする必要がなく、外部との段差が少なくできます。

地熱は地下3mでほぼ年間一定となり、地域により若干異なりますがおおよそ15度となります。ウェルダンの輸入住宅は土間床工法を採用しているので、これを夏は冷熱として、冬には温熱として自然の力を利用します。地面に空間なくぴったりと載った状態の土間床の下は、高断熱の家ですっぽりと覆われていますので地表面近くでも外気の影響はほとんど受けないのです。地熱をダイレクトに利用できるため、夏はひんやり冬は暖かで、また床下からの湿気をシャットアウトしてくれるので梅雨の時期でも家の中がさらっとしています。

パッシブソーラーの図
ウェルダンの土間床工法は、太陽熱を土間部分に蓄熱します。これは住宅金融公庫で「P・Sソーラーハウス」(省エネルギー住宅工事(パッシブソーラーシステム併設)対象システム、公庫確認番号KSH019)として認定されています。これは冬季、太陽の高度が低い時期に太陽熱を床全面で受け、蓄熱する方式です。また夏季は太陽高度が高いため屋内への直射日光は少なく(東京の夏至の南中高度は78°)、また地面の冷熱の影響で、床が暖かくなることは一切ありません。特段何かの装置や動力を必要とすることなく、土間床工法ならば自然のエネルギーを大いに利用することができるのです。

土間床工法は、線で支える布基礎に対し、面で支える、また地盤面にぴったりと載っている状態のため地震時に基礎に対してモーメントが作用しないので、極めて耐震性が高い工法といえます。

「高気密高断熱住宅だと床暖房はいらないって聞いたんですが」というお客様がたまにいらっしゃいます。床暖房がいらないといっても無暖房で過ごせる訳ではなく、エアコンなど床暖房以外の暖房が必要です。一般の高気密高断熱住宅の会社がいう「床暖房は必要ありません」の意味は、エアコンのみで床暖房を併用しなくても一般の低気密低断熱住宅ほど寒くはありません」ということなのです。日本(北海道は除きます)ではまだ一般的に家の断熱性は高くなく、多くの場合エアコン暖房だけでは足元が寒く、床暖房やホットカーペットを補助的に使用し、暖房費も二重にかかっています。「足元が寒くない」のか「足元から暖かい」のかでは快適さに大きな違いがあります。どうぞモデルハウスで「足元から暖かい」体験をしてみて下さい。必ずエアコン暖房との快適さの違いに驚かれることでしょう。ぜひ素足で体験して下さい。